アラーム
|
設定時刻を迎えた事は知らせる機能。
音とバイブレーションがある。
|
エコドライブ
|
シチズンが提供する光発電システム。太陽光を受けて発電し、駆動する。余剰
電力は2次電池に蓄えられるため、光のないところでも駆動可能。
|
オートマタ
|
直訳すればからくり人形。文字盤やケースバックに配置され、人や物が動く。
ムーブメントに連動するタイプと独立機構を持つものが存在する。
|
オーバーホール
|
一般的には機械を部品の一つ一つバラバラにし各部の磨耗、経年変化をチェッ
クし洗浄、再注油をして本来の状態に再び組み立てる作業のこと。(=分解掃
除)
|
アナデジ表示
|
同一文字盤に、液晶と針が配置され、時刻のデジタル、
アナログの両表示を行う。
|
ギャランティ
|
保証、あるいは保証書のこと。新品の腕時計の場合、購入後1年以内に起きた
自然故障を無償で修理するための保証書になっていることが多いが、そのメーカ
ーの製品であることを保証する証明書でもある。
|
回転計算尺
|
パイロットのために考案された計算機能。ベゼルや、文字盤に刻まれた数値、時
刻を掛け合わせたりすることにより、様々な計算を可能とする。複雑な計算のた
め、実際に使いこなしている人は少ないと思われる。
|
インデックス
|
ダイヤルに刻印されている時間や秒の目盛り、または数字のこと。
時間の位置に棒状の目盛りだけがあるのをバーインデックス、アラビア数字の場
合はアラビックインデックスと呼びます。
|
クロノグラフ
|
ストップウォッチ機能。経過時間を積算、記録することが可能。一般に右上のA
ボタンでスタート、ストップ、リスタート。右下のBボタンでリセットする。文字盤に配
置されたクロノ針(長針)で経過時間(秒)を計測し、インダイヤルで分、時間を計
測するタイプが主流。
|
クォーツ
|
電池を動力源として、水晶を振動させることにより駆動する腕時計。現在では主
流なタイプ。
|
キャノビチェ
|
卓越した腕時計職人のこと。
|
機械式
|
ゼンマイを動力源として駆動する腕時計(ムーブメント)の事。自動で巻き上げを
行う自動巻きとリューズで巻き上げる手巻きがある。
|
コンパスウォッチ
|
ケースにコンパスが内蔵された腕時計。アウトドアウォッチの一部に本機能がつい
ている。
|
サファイヤ
クリスタル
|
腕時計の風防としては最高級とされる素材。人口サファイヤの結晶をスライス
し、研磨している。硬度が高くキズがつきにくい。
(=サファイヤガラス)
|
自動巻
|
ムーブメントの種類のひとつ。(=オートマティック)現在の機械式時計で主流とな
っているムーブ。ローターという部品が腕の動きなどに反応して自動的にゼンマイ
を巻き上げ、ムーブメントを動かす。
|
手巻き
|
手でリューズを回してゼンマイを巻き上げる機械式ムーブメント。
|
ジュネーブシール
|
腕時計の品質を表す言葉で、スイスのジュネーブの部品と現地でつくられたもの
に与えられる認定。
|
スクリューバック
|
ネジ込み式の裏ブタ。
|
スモールセコンド
|
秒だけを独立してダイヤル内に小窓にしたもの。
|
デイ・デイト表示
|
カレンダー機能。デイは曜日、デイトは日付を表示。文字盤に小窓が設置されて
いるタイプが一般的。
|
ジャンピングアワー
|
時間の切り替わり時に、瞬時に針が動き、文字盤上にばらばらに配置された次の
時刻へ移動する機能。
|
スーパールミノヴァ
|
トリチウム系の塗料の一種。少量でも安定した発光を実現し、様々なタイプに使
われている蓄光塗料。
|
耐磁機構
|
航空機のコックピット内に飛び交う磁気からムーブメントを守るために開発された
ケースの機構。パソコン、携帯電話などの発達した現在では必須機構。
|
デイトジャスト
|
午前0時丁度に日付表示が一瞬で切り替わる機能。
|
テレメーター
|
クロノ針との組み合わせで使用する目盛り。光が発せられた時点で、クロノグラフ
をスタートし、音が聞こえた時点でストップすることにより、現在位置からの距離を
測定できる。
|
電波時計
|
標準時刻電波を受信 し、誤差が10万年に1秒という正確な時刻を刻む時計。
電波の発信局は、佐賀県のはがね山(60KHz)、福島県のおおたかど山
(40KHz)が存在し、 それぞれ東日本、西日本とほぼ本全国をカバーしている。
最近では両局対応のものが多いが、どちらか一方のみに対応のモデルもある
ため、購入者は注意が必要。
|
デュアルタイム
|
メインの時刻表示のほか、文字盤上にもう一つのダイヤルを設け、異なるタイム
ゾーンの時刻を表示する機能。3地点の時刻を表示するトリプルタイムも存在す
る。
|
パーペチュアル
カレンダー
|
月別の30日、31日のずれの他、うるう年までも計算に入れて日付切り替えを行
う万年カレンダー通常は2100年までに対応している。
|
パワーリザーブ
|
機械式腕時計のゼンマイの巻き上げ量を表示する機能。
|
ムーンフェイズ
|
文字盤に月の満ち欠けを表示する天体時計の機構。デザインとして用いられる
場合も多い。
|
レギュレーター
|
すべての針が、独立したインダイヤルに表示され、時刻を誤って認識する事を防
ぐ機能。
|
ワールドタイム
|
世界の主要都市の時刻を、ひとつの文字盤上で確認できる機能。予め都市名
が記載された回転ディスクによって表示させる場合が多い。
|
トウルビヨン
|
地球の重力によって生じる、ムーブメントの誤差を補正し、高い精度を誇る機能
|
T25表記
|
自己発光式ガスカプセルに使用される放射性物質トリチウムが、日本国内で定
められた25mciである事を表記したルミノックス製品の刻印。
|
GMT針
|
時間針、分針、秒針のほかに配置された針により、1本の腕時計で同時に2つの
時間を確認することが可能。連動して調整を行うタイプと、別々に修正可能なタ
イプが存在する。GMT針の表示は24時間表示が一般的。
|
タキメーター
|
文字盤やベゼルに刻まれた目盛りで、クロノ針と組み合わせて使う。自動車の速
度や生産量の算出など、様々な計算が可能。
|
マニファク
チュール
|
腕時計のすべてを、自社で一貫生産できる体制を持っている時計メーカーのこ
と。自社ムーブメントを製造するメーカーという意味で使われることもある。ジャガ
ー・ルクルト、パテック・フィリップ、ロレックスなどが代表的な例。
|
オイスターケース
|
ロレックスの代名詞のようになった感があるが、もともとはイギリスのオイスター社
ガ開発したもの。金属のかたまりから削り出した高い防水性能を誇るケース。
ねじ込み式リューズとの組み合わせは、防水性、防塵性を飛躍的に高めた。
ロレックスでは、その基本構造を、現在までほとんど変えていない。
|
キネティック
|
セイコーが1988年に開発した、世界初の自動巻き発電機構を搭載したムーブ
メントのこと。回転錐の運動でコイルに電流を発生させてコンデンサーに充電す
る。その電気エネルギーで水晶振動子を振動させ、回路を駆動させる。電池交
換不要のクォーツ式腕時計。
|
原子時計
|
誤差が10万年に1秒という、最高の精度を持った時計、原子や分子から発生
する、一定周波のエネルギーを利用している。
電波時計は、この原子時計をもとにした標準時刻電波を受信して誤差を修正す
る。
|
トノーケース
|
トノーとは樽のフランス語。つまり樽型ケースのこと。レディースモデルに多く採用
されていたが、フランク・ミュラーの登場で、メンズモデルにもトノーケースが増え
ている。
|
バブルバック
|
1931年、ロレックスが手巻きムーブメントに自動巻きローターを取り付けた
ムー ヴメントを開発。そのムーブメントを、従来の手巻きモデル搭載したため、
ローターの分だけケースに厚みを生じた。それが、シャボン玉のように丸く膨らん
で いたことから、バブルバックと呼ばれるようになった。1940年代前半まで製造
されていた。アンテーク市場での人気モデルの一つ。
|
ベゼル
|
風防の周りに取りつけられたリング状の部品。風防をケースに固定する役目を持
つ。
|
リューズ
|
ゼンマイの巻き上げや、時刻、日付の調整を行う部品。
|
ブレスレット
|
金属製のベルトのこと。革の場合はストラップという。
|
IP加工
|
イオンプレーティングの略。メタル素材などを、真空蒸着加工したもので、傷や
錆に強くなる。ブルーIP加工といった使い方もする。
|
ETA(エタ)
|
1856年創業のムーブ製造メーカー。スイス内での約9割にあたる年間1億本
以上のムーブを作る。有名なバルジューも吸収合併している。
|
キャリパー
|
本来は口径(直径)を意味する言葉だが、時計界ではムーブの形式番号に
あたる。カタログなどでは通常、「Cal.」と略して表記される。
|
C.O.S.C
|
スイス公式クロノメーター協会の略。公的機関として精度検査を行い、一定以上
の成績をあげた時計(ムーブメント)に対して、高精度時計の証明である
「クロノメーター」を認定する。
|
コート・ド
ジュネーブ
|
スイス・ジュネーブ伝統の装飾技法のひとつ。地板やブリッジ、ローターなどに、
一定間隔で繊細なタッチによるストライプ紋様が描かれる。
コート・ド・ジュネーブの仕上げは、高級腕時計の証といってもいい。
|
シースルバック
|
強化ガラスをはめ込む等をして、内部のムーブが見えるように加工された裏蓋。
裏スケルトンともいう。
|
スモールセコンド
|
6時位置などに設置された小さな秒針。これに対して持分計と一緒にダイアル
中心に設定される秒針はセンターセコンドと呼ばれている。
|
テンプ
|
一秒間に5〜10回左右に揺れる回転運動を行い、ゼンマイから各種歯車へ
伝わる力を調速する。いわば時計の“時”を生み出すパーツだ。
|
ハイビート
|
振動数が毎時2万8800振動以上のモデル。理想上も精度もアップする。
クロノメーター認定モデルは、主にこのタイプのムーブを採用する。
|
バルジュー
|
1901年創業のスイスのムーブメント製造メーカー。
1970年代からETA社の傘下に入っている。
|
マザー・オブ
パール
|
真珠母貝の殻を加工した素材。見る角度で色彩が変化し、高級ドレス系の
文字盤に使用されることが多い。
|
ラグ
|
ベルトやブレスを取り付けるために設けられたアーム状の部分。
うちがわの小穴にバネ棒の先端がはめ込まれる
|
レファレンス
ナンバー
|
時計の商品識別番号。その数字や英字に規則性はあることが多く、カタログでは
Ref.と表記される。
|
ローター
|
自動巻きムーブメントに搭載されている、半円形の部品。
腕の動きでこれが回転することによって、ゼンマイが自動的に巻き上がる。
|
デュアル
ウォッチ
|
一つの文字盤内に時分針が2つある時計のこと。片方を自国時間に設定して
もうひとつを現地時間に設定するなど、2カ国の時間が読み取れる。
|