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腕時計の故障原因
故障の原因 |
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腕時計の故障原因
1.取り扱い時の破損
時計は精密機械ですので、強い衝撃は禁物です。落下による衝撃などに注意するためにも、置き場所には注意してください。
また、激しい運動や強い振動を受ける作業時などには時計を外される事をお勧めいたします。
※ケース、ブレスなど外装品の修繕修理はどのような場合においても有償修理となりますのでご注意下さい。
2.水没(水入り)など、水に関するトラブル
通常、腕時計は非防水であることがベースとなります。「生活防水」の機能がついているだけでも「特殊な」時計となります事をまずご理解下さい。
ねじ込み式のリューズがついている比較的防水性能の高い時計であっても、リューズを水中で操作すると水が入り故障の原因となりますので、絶対に水中で の操作は行わないで下さい。
また、コーヒーやお茶など飲み物のそばに時計を置く事もお避け下さい。コーヒーやお茶に含まれる鉄分は金属を腐食させ、糖分 は錆浮きなどの原因になります。
※水入りに関する故障については、どのような場合におかれましても、有償修理となりますので、水周りでのご利用などには十分お気をつけ下さい。
3.磁気帯による動作不良、故障
時計の故障の原因の一つに"磁気帯"があります。
携帯電話、テレビ、電子レンジ、スピーカーなどの電気製品のそばや、 留め金にマグネットを使用しているハンドバックなどの中に時計を放置すると、電磁波や磁石の影響で時計のムーブメントに磁力を発生させてしまいます。
短時 間であれば、一時的な乱れで回復しますが長時間磁気の影響を受けてしまいますと、ムーブメントが磁気化されてしまい精度が回復せずに時計が遅 れたり止まったりしてしまいます。
磁気の発生するもの・場所
ヘアドライヤー・電気毛布・・・・・・・・・・・・10ガウス
テレビ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30ガウス
電話機・電気カミソリ・電気調理器具・・・・50ガウス
携帯電話・大型スピーカー・・・・・・・・・・・・100ガウス
電動式マージャン台・・・・・・・・・・・・200〜500ガウス
磁気ブレスレット・・・・・・・・・・・・・・・600〜1300ガウス
※ 磁気帯による時計の不調は、お買上げ間もない場合でも保証の対象外となりますのでご使用の際には十分にご注意下さ い。(分解修理の際、ピンセットの先に時計の部品がくっついてきたり、部品同士がくっつく現象が起きている場合は、磁気によるトラブルと判断し、有償修理 となります。ご了承下さいませ。)
4.部品の外れ
機械式時計をご購入後1ヶ月以内にムーブメントの部品が外れてしまうケースが稀にございます。これは、ムーブメントの部品に充分に油が回っていないために 起こります。
機械式腕時計をご購入されてから1ヶ月程は、油を機械に馴染ませる時期でもあり、この時期には何かのはずみで部品が外れてしまうことがありま す。
このような状態になった商品を不良品と思われる方が多いのですが、、複雑なゼンマイ機構の機械式時計には稀に見られる現象です。
※ムーブメント自然故障におきましては、保証期間内であれば無償修理となります。
当店でご購入された時計に不調などを感じられましたら、ご遠慮なくお問合せくださいませ。
腕時計一番屋
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